2011年10月8日土曜日

『生命の実相』を振り返る!

今日は何十年かぶりかで
谷口雅春先生の
『生命の実相』講義の
カセットテープを
聞かせていただきました。

『生命の実相』の
14巻、教育扁について
講義した内容でしたが
久しぶりに
谷口先生のお声に接し
懐かしさと
又、新鮮な気持ちで
聞くことが
できました。

その中で
子どもの
教育法について

とても大切な内容が
語られていますので
紹介したいと
思います。

私たちは
ともすれば
人前において
子どもを前にして
自分の子どものことを
語るとき

謙遜からか
不用意に
子どもの
欠点を語ることが
多いと思います。

それについて
谷口先生は
強く警鐘を
鳴らしておられます。

『人前だからと言って
自分の子どもを
へりくだって、
この子は
とても、
いたずら好きで
だめなんですとか、

この子は
随分、
馬鹿でして
などと言うな!

かくの如き謙遜は
子どもの創造力を
自分の欠点のほうへ
働かしめ、
子どもの自信力を
めちゃめちゃにして、
子どもの成長に
邪魔を置く事に
なるのである。』

親は謙譲の精神で
人前で
子どもを褒めるのも
如何かと思う
気持ちは
特に、日本人の
気質的には
あるように
思いますが

子どもからすれば
親の立場での
言葉の力が
まるで
暗示に
かかったように
潜在意識下に
浸透して
しまうものです。

親は世間話程度に
買い物の途中とか
家での近所の方との
会話の中で
いろいろ話を
しているだけで、
特に悪気は
ないのですが、

私の場合を
思い出しても
その時の
一言一句は
いいことも
悪いことも含めて
よく
覚えています。

さらに
谷口先生は
語られます。

『諸君よ
何も
神が創ったところの
人間を指して、
それが例え
自分自身だからとて、
また、自分自身の
肉親の子だからとて、
へりくだって、
ダメだからとか
馬鹿だとか、
かりそめにも
悪く言わねば
成らない理由は
ないではないか!

それは創り主なる
神への冒涜である。
それは我々を創って、
生命を与え給える
ある者を穢すものだ。
穢すだけではない。
自分自身の運命を
自分自身の
子の運命を
知らず知らずのうちに
ダメにしつつあるのだ。』

そして、
谷口先生は
神の子を預かる
親としての
子に対する責任として
強く教育について
叱咤をしています。
続けます。

『子どもをして、
彼自身を
神の子なりと
信ぜしめよ!

父はその子を
その全能の力にて
常に完全に導き給い、
無限成長に導き給い、

どんな不遇の場合にも
必ず守り育ててい給う
ことを信ぜしめよ。

どんな場合にも
失望しない心。

取り越し苦労を
しない心。

摂理に信じ任せきって、
安所たる安心を
している心。

倒れても倒れても
又、起き上がる
ことの出来る心。

これらは幼児に
心に刻まれた
完全円満なる神を
父とする創造から
力強く生まれ出て
くるものである。

こういう自覚を
子どもに
持たせるように
しなければならない。』

私たちの中に
備わっている
無限なる力は

私たちの子どもは
勿論のこと
すべてに
備わっているもので

その力を
掘り出すためには
人間神の子の実相
完全円満
全知全能なる
無限力を
自身の内部に
持つことを
信じて疑わない
心を育てることです。

その自覚は
まだ幼い時から
持たせるのが
良い事として
谷口先生は
次のようにも
語られています。

『人間を信ぜよ
神の創造を信ぜよ
生まれたままの
人間を信ぜよ 
それは幼子だ。
幼子に
宿っている天才は
まだ供託しない
ダイヤモンドだ
傷のつかない高貴だ』

そして、
『人間の成長は
常にこの神の子の
自覚から
始まらなければならない。

大地に
根を下ろさなければ
偉大なる
成長は望まれない。

大生命に
根を下ろさなければ
偉大な
成長は望まれない。

その大生命に
根を下ろしている
即ち神の生命に
根を下ろしているのが
人間神の子である
という自覚を
子どもに
持たせるというのが
必要である。』

そして
結びとして

『円満な神の姿を
小児の心に描かせよ!

完全な仏の姿を
小児の心に描かせよ!

如何なる場合にも
自己が全能なる神、
又は仏の愛の手に、
抱かれていて
何の危険も無い
ものだという自信を
子どもの時代から
人間の心に植え付けよ。

幼児からの
この自信は
将来のその人の
運命を決するのだ!』

こう力強く
締め括るので
あります。

『今日は残りの人生の最初の日』

私が
この肉体こそすべてと
物質にまみれていた時

最初に出会った
真理が
この谷口雅春先生の
『生命の実相』でした。

24歳でした。
その時の衝撃は
月並みな表現ですが
目からウロコでした。

それからの
私は真理に夢中になり
あらゆる
精神世界の書籍や
哲学書、
宗教本を
読み漁りました。

しかしながら
ご都合主義の
真理もどきで
あったと思います。

実生活と
真理が
ちぐはぐに
なっていて
真理の実践からは
程遠い状態だったと
思います。

60歳を過ぎて
やっと
生かされているという
実感らしいものが
分かり始めたと
いうのが正直な
ところです。

しかし常に
修行の身です。

昔、谷口先生から
教わった
この言葉を
常に意識して
毎日を送りたいと
思っています。

“我が魂の底の底なる神よ!
無限の力湧き出でよ!”

“我が魂の底の底なる神よ!
無限の力湧き出でよ!”

生かしていただいてありがとうございます。

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