2011年12月4日日曜日
“「真我」に到達する方法”
本日は
仏教の中心的な
教えのひとつである
「四無量心」
(しむりょうしん)を元に
書かせていただきます。
ます。「四無量心」は
慈悲の心を
高める修行であり、
与える愛の大切さ、
与える愛とは
何なのか?を
しっかりと
つかむことができます。
また、
人びとに対する
祝福の心を
つかむことができます。
「四無量心」とは
「慈」(じ)
「悲」(ひ)
「喜」(き)
「捨」(しゃ)
それぞれに無量心を下に
つけて
「慈無量心」
(じむりょうしん)
「悲無量心」と
(ひむりょうしん)と
繋がっていきます。
これは、5月5日の
私のブログでも
取り上げました。
参照してください。
「慈」とは、
他の人の
幸福を心から願う心。
「悲」とは、
他の人の
苦しみや悲しみを
取り除いて
あげようという心。
「喜」とは、
他の人が
幸福になった姿をみて
満足できる、
心から喜べる心。
「捨」とは、
他の人が
幸福になった姿をみて、
とらわれない心。
(嫉妬心がわかない・
心が揺れることがない。)
それぞれ
「慈」「悲」「喜」「捨」
の四つの徳目が
無限に
どこまでも成長させる
ことができるという
意味で
無量心といいます。
私たちは、
人のために
役にたちたいと
いう心を
先天的に持っています。
それが
「四無量心」の中の
「慈」「悲」の心です。
しかし、
三次元波動の
肉体や物質に
とらわれて
鈍感になっています。
その三次元波動から
心を解放して
本来の真我を素直に
引き出すこと。
それが、この
「慈無量心」
「悲無量心」の実践です。
この実践は
今日一日の
行動を点検する
ことによって
無限に
成長させる
ことができます。
今日一日の
終りに
静かな場所で
2~3回深呼吸を
してください。
鼻で息を吸って
お腹の下に空気を
落として(丹田)
一回止めて
息を吐きます。
吐くときはゆっくりと
吐きます。
(吸った時間の倍以上かけて)
そして目を瞑り
眉毛と眉毛の
真ん中の少し上
(チャクラ)を意識して
まず次にあげる
5つのステップに沿って
思い描いてみて下さい。
(1)ステップ
今日、会った方
一人ひとり
(家族・知人・友人・
会社の方・その他)を
思いだして下さい。
その方たちに、
どういう思いを
出したでしょうか。
(2)ステップ
そうした人たちに、
具体的に幸福を願う心、
祈る心をだせたか
どうかの点検を
して下さい。
(3)ステップ
出会った人、
一人ひとりの
幸福を願いましょう。
自分にとって
千載一遇の
出会いなのです。
一期一会、
縁があるから出会える。
気持ちを込めて。
(4)ステップ
出会った人が
苦しみや悲しみが
あるのなら
それを取り除いて
あげようという心。
それは、
苦しみや悲しみが
実体としてある
というのではなく、
既に、そのままで
完全円満であること。
その人に
内在する神の完全性、
無限性を拝むように
祈ります。
愛の具体化のために
愛の架け橋になる
気持ちを込めて。
(5)ステップ
慈悲の心を
段階的に広げていきます。
① 家族に対する
愛の念い、慈悲の念い。
② 友人・知人。
③ 自分の住む町の人たち。
④ 自分の住む国の人たち。
⑤ 地球全体、宇宙全体を
つつむ念い。
(太陽の慈悲のような念い)
ここまで広げますと、
神や仏の慈悲の心の
一端を感じれるように
なってくるでしょう。
真我に到達する
きっかけになります。
この「四無量心」における
「慈」「悲」の点検を
することによって、
自分に対する
変革課題も
明確になってきます。
他の人の幸福を
願うにも実力が
あると思います。
今、自分自身が
苦しみや悲しみの
渦中にあるのに
他人の
幸福どころではないと
思っている方も
いるかも知れません。
しかし、
悩みごとの本質は、
何故悩んでいるかを
分析してみますと、
奪う愛になっています。
今がどんな現状でも、
それでも
私たちは
大きな慈悲で
生かされているのです。
「四無量心」の点検は
まず、生かされている
ことに対して感謝を
することです。
現状への感謝の
基礎を固めた上で
行動をしますと、
必ず積み上がって
行くのです。
とにかく現状への
感謝をする磁気が、
この世では
とても、大切なのです。
そして、
与える愛に
念いを切り変えて
今日一日の点検を
することで
解消できていくのです。
愛の心は
日常的に
使っていないと、
愛の念いを
いつもいつも
出していかないと
錆びついてしまいます。
愛は使っても使っても
減ることは
ありません。
私たちが
惜しみなく
他の人たちを
満たそうとする時
他の人たちの心を
潤そうとする時に
神や仏の力が
無限の愛が、
無限の智慧が
無限の光が
無限の豊かさが
無限の勇気が
こんこんと
湧き出てくるのです。
自分に内在する
無限を信じることです。
与えることによって
無限が生じるのです。
奪う愛は
限定の自分
有限の自分です。
苦しみ、悲しみ
悩みの元は
小さな自分に
閉じ込めているから
起こります。
この世だけに視点を
おいた見方
金銭にしても
健康にしても
容姿にしても
家や財産にしても
あの世に
持っていけるものは
何も無いのに拘らず
それに囚われるから
悩むのです。
人は必ず
この世を去ります。
悩みの対象物は
すべてこの世だけで
消える内容なのです。
結局は
自分の内在神への
自覚を持てない限り、
よそ見ばかりして
迷うことに成ります。
その自覚を持つための
自己点検として
この「四無量心」の
徳目をチェックして
みましょう。
『今日は残りの人生の最初の日』
今、この瞬間に
愛を与えていきましょう!
それは、
自分の心の中にある
良心を見つめる行為です。
その良心こそ
内在神なのです。
「四無量心」の実践は
内在神をみつめる
習慣を醸成します。
「真我」に到達する
方法なのです。
生かして頂いて
ありがとうございます。
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