2011年6月4日土曜日

一なる本源


天地一体といいます。
色即是空
空即是色といいます。
これは
同じ意味です。

天地一体は
イエスさまが説き
色即是空・空即是色は
お釈迦様が説きました。

私たちは、
無限の宇宙に
遍満するところの
ミクロの原子と
電子からできています。

原因のない結果が
存在し得ない様に
私たちは、
原子と電子から離れて
存在することはできません。

原子と電子は
神と言い換えても
いいかもしれません。

神は創造者であり、
第一原因者です。
原因である神と
結果である私たちは
決して離れて
存在することはできません。

ゆえに、
天と地も一体であり、
色(肉体・現象)即ち
是、空(原子・神)であり、
空即ち
是、色である
ということになります。

イエスさまやお釈迦様は
そのことを悟りました。

神は無限であり、
永遠であり、
不死であり、
原因であります。

即ち、
結果である私たちも
無限であり、
永遠であり、
不死であるのです。

原因の世界には、
四苦(生・老・病・死)は
存在しないのです。

お釈迦さまが
悟ったのは、
この現象界における
人間の観念、
概念にのみ、
四苦があるのであって、
原因の世界には
存在しないことを
理解されたのです。

この悟りにより
仏即我、
宇宙即我の境地に達し、
永遠の
仏陀となられたのです。

しかし、
私たちは
どうしても
分離した見方、
二元的な
見方をする癖があります。

自己と他者
自分と他のもの
いわゆる、
自分と対象物という
見方をするところに
どうしても
執着が生まれ、
あらゆる
欲の原因を創っていきます。
それが
苦しみの正体でもあります。

宇宙の真実は
天と地は一体であり
自他も一体であり、
色即是空 空即是色であります。
すべては一体であり
ひとつです、

自分の本源、
本質を追究していくと、
誰もが
ミクロの原子電子という
神に到達するのです。

結果の世界は、
原因の世界に
到達しなければならないのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿