2011年6月28日火曜日

ノンレム催眠とレム催眠


私たちが、
眠っているとき
深い眠りと
浅い眠りが
約90分周期で
交互に現れます。

深い眠りを
ノンレム催眠といい、
浅い眠りを
レム催眠といいます。

眠りについてから
ノンレム催眠に入り、
約90分位すると、
約20分位、
レム催眠が続きます。
これを眠りの中で
平均的に4~5回経験します。

この、レム睡眠の存在を
発見したのは
1953年
クライトマン博士と
アゼリンスキー博士を
中心とした
シカゴ大学の
研究によって
明らかになりました。

人が眠っている時
深い眠りに入って
一定の時間になると
急速に
眼球が動く時間帯が
あることを発見しました。

それで、
Rapid Eye Movement
(REM催眠)
それに対して
眼球が動かない睡眠を
Non Rapid Eye Movement
(ノンREM催眠)と
名づけました。

下記は、
私の仮説ですが、

ノンレム催眠は
深い眠りの状態
この時間帯には
夢を見ないと
言われています。

しかし、
この時間帯にこそ
潜在意識が働きだし
右脳が
活発になる時です。

呼吸する回数も
脈拍も
少なくなっています。
脳波は
シータ波からデルタ波です。

脳が働かない時間と
言われていますが
それは、
左脳が
休んでいる状態です。

皆さんも
経験したことが
あると思いますが

突然、
起こされた時に
ボーっとして、
すぐには、
その場の
状況をつかめない
ことがあります。

ノンレム催眠中に
起こされると
こういう
状態になります。

夢もそうですが、
見ていないのではなく
ボーっとして
覚えていないのです。

逆に
レム催眠に
入ってきますと、

顕在意識が働いて、
眼球が
急速に動いてきて
左脳がだんだん
起きてきます。

呼吸も脈拍も
不規則に
動き出してきます。

脳波は
アルファー波上部で
ベータ波に
近くなってきます。

この状態で
起きますと
目覚めの
準備状態ですので
すっきりと
起きることができます。

夢を見る時間帯と
言われていますが、
レム催眠の時の夢は
五感に関係した夢が
ほとんどと感じます。

ただ、
覚醒しかけていますので
夢の内容は
よく覚えています。


私たちの
神聖な領域での

体験や
インスピレーションは

ノンレム催眠の時に
見ています。



ただ、
覚えていないのです。
ですから
実在を感じるために
(6月25日号)に
書きましたが、
間脳に
働いてもらいましょう。

実感される人が
一人でも増えることを
祈っております。

ありがとうございました。

0 件のコメント:

コメントを投稿