◆相馬の酪農家自殺、「原発なければ」と書き残し
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110614-00000091-yom-soci
福島第一原発の事故で、牛を処分して廃業した福島県相馬市の酪農家男性(50歳代)が
「原発さえなければ」と書き残して自殺していたことが13日、わかった。
関係者によると、男性は今月11日、小屋で首をつった状態で見つかった。小屋の壁に白チョークで「仕事する気力をなくしました」「残った酪農家は原発にまけないで」と記していた。
男性が住む地区は当初、加工前牛乳が出荷停止となり、男性は乳を搾っては捨てていた。今月初旬までに約30頭を処分した。男性は親の代から酪農を続けており、姉は本紙の取材に「(弟の死は)子どもたちのことを思えば話したくない。しかし、原発の件は訴えたい」と語った。
酪農家仲間だった男性(51)は「避難区域ではないため、補償はないだろうと繰り返していた」といい、農業男性(53)は「連絡をとるたびに『原発ですべてを失った』と悩んでいた」と話した。
東日本大震災が
起こって1~2週間ほど
経った頃だと思います。
福島の野菜農家の方の
自殺が報じられたのは
まだ、
記憶に新しいことです。
福島第一原発事故で
基準値を超える
放射線物質が出て
対象野菜の出荷停止が
決まった翌日、
丹精こめて作って、
出荷するつもりだった、
キャベツ畑を
直前まで見て回った後に、
首を吊って、
命を絶ったとのことでした。
6月13日に
自殺された酪農家の方も
そして、野菜農家の方も
心中を察すると
その絶望感は如何ばかりで
あったでしょう。
日本に於ける
自殺者の数は
毎年3万人を超えています。
今年は
先月(5月)の自殺者が
過去ワースト1と
発表されたばかりです。
大震災や原発
景気悪化や失業
いろいろな社会不安が
人の心を蝕み
自らの命を絶つ
行動に走ったのだと思います。
皆様の中にも
一度や二度は
自殺を考えた方も
いることでしょう。
ただ、
本質の価値観
永遠性の観点から
この自殺の
意味するものは
どうでしょうか?
このブログを通じて
一貫して
語っていることは
私たちの
本来備わっている
神性を
躓き転びながら、
また、
打ちのめされながらも
思い出す道です。
私たちは
永遠性の中で
魂を進化させる目的で
自らが
環境や性別
両親や家族
肉体的能力
精神的能力
感情的能力
時間という要素を
選択し、
実体化させています。
魂の
あらゆる部分の設計は
学ぶために
自分にとっての、
最適な環境を
作り出しています。
永遠性の観点
輪廻転生の観点から
この自殺の意味は
自分で選んで
設計した
人生の設計図を
自らが
破棄することになります。
一冊しかない
人生の問題集を
解くのを停止する
ということになります。
この設計図に沿った
あなたの人生は
あなただけにしか、
歩むことはできません。
誰も、
変わって歩む
ことはできません。
この、
あなたの問題集は
誰も、
解いてあげる
ことはできません。
この
歩むのをやめたために
使わなくなった
設計図や
解かなかった
問題集は
一体、
どこにいくのでしょうか。
次の生、
来世に持ち越しとなります。
あなたは、
繰り返しの人生を
送りたいでしょうか?
絶望感や
恐怖感や
不信感や
不安感や
嫌悪感等々
不満足な部分を持ったまま
今生を絶った時、
それは、
未来世に
先送りになります。
私たちは
これからも
現象的には
いろいろな
苦難・困難が
目の前に
立ちはだかってくるでしょう。
しかし、
私たちが
肉体を持ち
人間という
制限された
存在形態を
とっているのは、
その制限された形で
受け取る
必要があると
いうことを示しています。
私たちは
今回の人生で
実力をあげ
嫌悪感や不安感を払拭し、
本質の光を照らし出し、
愛をいっぱい持って、
故郷に帰りたいものです。
今生を終えるとき
すべてのものと和解し
すべてのものに感謝して
旅立ちたいと思います。
ありがとうございました。
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