私たちの肉体は
生まれ
老い
病を持ち死んでいきます。
肉体そのものは
物質ですから
何の力も
持たされてはいません。
肉体に
生命が
宿らない限り
肉体自らは何もできません。
ですから、
私たちが
“死ぬ”ということは
肉体から意識が離れる
肉体から生命が離れる
死体になるということです。
ですから、
死は
魂が離れる
変化活動に
過ぎないのです。
生命は
肉体から離れても
厳然として
在り続けます。
私たちが
行く世界は
見知らぬ世界ではなく
進化をし続けている
リアリティーある世界です。
元いた世界なので
懐かしさをも感じます。
生と死は
決して
対極に
あるのではないのです。
肉体の死は、
魂にとっては、
誕生でもあります。
豊かで
さわやかで
活力が
みるみるうちに
蘇ってきます。
魂が
肉体を離れるとき
煌めく光が
私たちを覆い
満ち足りた
愛の感覚に浸されます。
完全なる安心感と
心の平安が
私たちを
包んで
抱きとめてくれます。
全体も個も
ずっと
ここにいたのだという
自覚が現れてきます。
確かな存在感、
より密度の濃い
別の次元へ
ステージを
あげていくのです。
この次元の儀式は
完璧です。
それぞれの魂の
レベルに併せて
ガイドたちが
適切な介助を施します。
そして、
存在のもっとも
深いレベルで
ゆく必要のある領域へ
導かれていきます。
人によって
感覚の違いは
あるとは思いますが
肉体という
荒い波動から
離れた世界は
精妙な波動で
あらゆる色彩の感覚も
愛や
光や
絶対の至福感や
安堵感は
共通して
感じているようです。
臨死体験をした方からの
話でも
よく出てきます。
しかし、
私たちも
いつも、
体験をしているのです。
眠ることによって
潜在意識の分野が
活動し出します。
潜在意識は
脳の右脳の部分を
装置として
操っているのです。
潜在意識が
オペレーターとして
リーダーシップを発揮し
右脳は
コンピューター担当と
いったような
しくみになっています。
眠っている間
私たちは
肉体を一時離れ、
次元を超えて
あの世を
宇宙を
体験しています。
ただ、起きたときに
忘れてしまいます。
忘れないように
するためには
ちょっとした
テクニックがあります。
人間の脳は
左脳と右脳があります。
左脳は、
私たちの肉体で受ける
「痛い」とか「痒い」とか、
「計算する」とか
「しゃべる」とかの
五感の世界です。
粗雑な部分を扱っています。
私たちの日常的に
働いている脳で
はっきりしていて
感知しやすいのです。
脳波で言えば
荒いβ(ベータ)波や
γ(ガンマ)波の領域です。
謂わば、デジタルの世界です。
右脳は、
感性脳とも言って
宇宙のすべてを
知っている脳です。
精妙な微細な振動で
細かすぎて
働いていることが
感知しにくいのです。
脳波で言えば
δ(デルタ)波や
θ(シータ)波の領域です。
謂わば、アナログの世界です。
そして
右脳と左脳の間に
間脳(脳幹)があります。
脳を管理しています。
アナログを
デジタルに変える
変換装置のような脳です。
この脳の働きを
活用すると
眠っているときの体験を
忘れないようになります。
潜在意識が活動し、
右脳を駆使します。
右脳は
宇宙に
遍満している智恵、
情報を感知します。
細かい振動、波動です。
その神聖なる情報を
間脳が受信して
デジタルに変換させて
左脳に送信します。
それら、
一連の流れを
流れやすくし、
間脳が働きやすく
するために
寝る前に
メモ用紙に
丁寧に
記憶に
インプットするように
「今日、
体験することは
朝、起きたときに
覚えています!」
と書き、声に出して
宣言します。
「忘れないように
してください」とか、
「覚えておいてください」とかは、
忘れるかもしれないという
前提が入りますので、
ダメです。
「既に、なれり!」と
断定することです。
眠っているとき
私たちは
潜在意識下にあります。
そのために
右脳が得た情報は
明確で、
ありありと感じる
ことができます。
しかし、
起きたときから、
時計を見て
学校や職場に行く
準備に取り掛かり
すぐに
日常に戻っていきます。
左脳が正確に
働き出してきます。
本当は
知っている
覚えているのですが、
忘れていきます。
起きて直ぐに
覚えていることを
書き留めてください。
そういった意味では
明日は
休日のような
金曜日とか
土曜日なんかが
いいかも知れません。
是非、
皆様も
自分の一日の中の
三分の一を締める
眠っている間の
貴重な体験を
忘れないように
してください。
それが
あなたの人生にとって
どれ程、
必要なことであるか、
論を待たないと思います。
ありがとうございます。
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