2012年3月12日月曜日

“震災から1年の念い”

昨日は
東日本大震災から
一年経ちました。

各地で
3月11日
14時46分
祈りを捧げ
哀悼の意を表しました。

すべては
ひとつに繋がっている
その思いを改めて
強くしました。

人の悲しみを
我がものとして
受け止め
人の強さに
やはり我が意を
強くします。
私たちひとりひとりの
念いが奇跡を
生むと思うのです。

瀧本光静
(たきもとこうせい)さんの
ブログに掲載されて
いたものです。

「最後のメール」という
タイトルです。
この最後のメールは
フェイスブックや
ツィッター等で
話題を
集めているようです。
知っている方も
いらっしゃるとは
思いますが
紹介させて
いただきたいと思います。

瀧本光静さんは
大阪の日蓮宗の女性の
住職の方です。


発見された携帯電話に
残っていたメールです。
それは、
配信されなかった
1通のメール。
お父さんに宛てた
最後のメールでした。

どんな思いで、
だいすきなお父さんへ
メールを打ったのか。

『最後のメール
文字が読めるでしょうか・・・
気仙沼で発見された
携帯に残された
最後のメールです。

この原稿は
私が担当をしている新聞の
今月分の原稿です。
いつも手書き文字と
イラストを書いています。

「もうバッテリがないよ
痛いと言わなくなったので
妹はさっき死んだみたいです。(T。T)
埼玉はだいじょうぶですか?
またお父さんと一緒に
ディズニーランドに
行きたかったです
お父さん 
今までありがとう
だいすきなお父さんへ
本当にありが

享年 長女17才 次女14才 」

真横で妹が死にゆくなか
どんな想いで
暗黒と極寒の中、
彼女はメールを
残したのでしょう。
涙が止みません。

48才のお父様より
この携帯を
見せていただきました。
一周忌の11日(日) 
宮城の地にて
祈りの会を
行わせていただきます。
14時46分に
黙祷を行います。
どうか、
皆様各々の場所にて
黙祷を
御奉げくださいますよう。』
と書かれていました。

いかがでしたか?

皆さまにも
大切にされている人が
おられることと
思います。

『今日は残りの人生の最初の日』

今は、当たり前のように
あるのではありません。
今の一瞬一瞬が
奇跡のような瞬間なのです。
私たちは
生かされているのです。
この今日という一日を、
かけがえのない瞬間に
していこうでは
ありませんか。

生かしていただいて
ありがとうございます。

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