2011年4月25日月曜日

被災地の女子高生からの手紙

まず、この手紙を読んでください。
そして、大切な人にも教えてあげてください。


『助けてください
福島県南相馬市の
女子高校生です

わたしは友達を津波で
なくしました
私の友達は
両親をなくしました
私の無二の大親友は
南相馬でガソリンが
ないため退避できずにいます

電話やメールでしか
励ますことしかできません

親友は今も放射能の恐怖と
戦っています

だけどもう、諦めてました

まだ16なのに
死を覚悟しているんです
じわじわと死を感じているんです

もし助かったとしても
この先放射能の恐怖と
隣り合わせなんです

政治家も国家も
マスコミも専門家も
原発上層部も全てが敵です
嘘つきです

テレビでは原発のことが
放送されなくなりつつあります
同じ津波の映像や
マスコミの心無い
インタビュー
口先だけの哀悼の意
被災を『天罰』と言った政治家

政治家はお給料でも
貯金でも叩いて助けてください

彼らの贅沢をやめて
被災者を生きさせてください

命令ばかりしないで、
安全な場所から見てないで、
現地で身体をはって助けてください

私たちは・・・見捨てられました
おそらく福島は隔離されます

完全に見捨てられます
国に殺されます

私たち、被災地の人間は
この先ずっと
被災者を見捨てた国を、
許さないし恨み続けます

これを見てくれた人に
伝えたいです

いつ自分の大切な人が
いなくなるかわからないです
今隣で笑っている人が

急にいなくなることを
考えてみてください

そしてその人を
今よりもっと大切にしてください
今、青春時代をすごす
学校が遺体安置所になっています
体育や部活をやった
体育館にはもう二度と
動かない人たちが横たわっています

どうしたら真実を
一人でも多くの人に
伝えられるのか・・・
一人でも見て貰えれば幸いです
考えた末、勝手ながら
この場をお借りしました
ごめんなさい、そして
ありがとうございます』

如何でしたでしょうか?
大変、悲惨な状況に心が痛みます。
この福島県南相馬市の女子高生の方の
お気持ちを察すると、かける言葉も
みつかりません。
友人を思いやる優しさと悲しさと同時に
「私たちは・・・見捨てられました
おそらく福島は隔離されます
完全に見捨てられます
国に殺されます
私たち、被災地の人間は
この先ずっと
被災者を見捨てた国を、
許さないし恨み続けます」
とも、この方のように正義感と優しい気持ちで
いっぱいの心なのに・・・感じさせてしまいました。
この手紙を読ませていただいて、
政治家や国家や
マスコミや専門家や原発上層部だけでなく、
今の現状をつくった私たちひとりひとりが
いや、私自身が便利を快適さを享受するあまり、
大きな流れの中に身をゆだね、大きな問題意識も持たず
毎日を過ごしていたことに、恥ずかしさと責任を感じます。
この手紙の最後はこの言葉で結んでくれました。
「どうしたら真実を
一人でも多くの人に
伝えられるのか・・・
一人でも見て貰えれば幸いです
考えた末、勝手ながら
この場をお借りしました
ごめんなさい、そして
ありがとうございます」

こちらこそ
ごめんなさい
許してください
そして
あなたを被災者のみなさまを
心から愛しています
本当にありがとうございました。

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