2011年8月21日日曜日

「違いを超えて」

真実は人の数だけ
存在する
そう聞くと
皆さんはどう思うでしょうか?

しかし、
これは真理なのです。
「これは真実だ!」
「これは真実ではない!」
という
ものの見方は、
自分から見た真実に
対しての
一方的な見方に
過ぎないのです。

人はそれぞれ
環境や性別等
条件が
異なった世界にいます。
その条件下で
事実というものを
構築しています。

例え、相手が
自分が考える事実とは
違っていても
相手からすれば
それが事実なのです。

事実とは
今この瞬間の
在るがままの状態の
ことです。

その在るがままの
状態を見て、
私たちは
私たちの認識を
持ちます。
その認識は
それぞれが
私たち固有の認識です。
その認識は
貴重であり
かけがえのないものです。

その認識が
「正しい!」とか
「正しくない!」とかは
関係ないのです。
あまり意味を持ちません。

実は
正しいとか
正しくないとか
意識をするのは
自我意識から来るのです。

自我意識は
自分と違う人や物事を
判断し排除しようと
いう意識が働きます。

排除する力が働き
反作用として
自分が他人から
排除される体験を
するようになります。

人は異なるから
すばらしいのに
肌の色や
言語の違い
生まれてきた環境
お金持ちや貧乏人
意見の違い等々の
違いをつけたがります。

人は
真我意識にあるとき
違いは学びであり
あるのは
在るがままの姿
今そこにある尊い
存在として輝くのです。

自らの内に
視野を広げてください。
そこに永遠なる
宝が備えてあります。

人は
外に目を向けて
ばかりいると
自と他との違いや
分離感に囚われます。

自我は
肉我であり
偽我です。
小さな自分に
限定された意識です。

真我は
神我です。
宇宙大に
拡大する自分です。
無限なる意識です。

無限とは
不可能はないと
言うことです。
無限の中で見る
世界では
“違い”という感覚も
景色が変わって見えます。

異価値だから
すばらしい。
異文化だから
すばらしい。
お互いの違いを
認め合い
共生する道を
見出します。

そこに
分離や排除や
排斥や拒絶は
ありません。

真我なる意識は
違いを超えて
統合なる道へ
向かいます。

自我意識による想いは
すべて空想でしか
ありません。
頭脳を捏ね繰り回しても
そこに答えはありません。
分離や排除や
排斥や拒絶は
根拠のない恐れから
やってきます。

『今日は残りの人生の最初の日』

今日、
自分の内に入って、
真我を見つけてください。
そしてそれを中心において
在るがままの自分を
生きてください。
そのために
今日はあり
今という瞬間を
与えられたのです。

生かしていただいて
ありがとうございます。

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