2011年7月2日土曜日

よい遺伝子をONにしよう!


筑波大学名誉教授の
村上和雄さんは、
遺伝子研究の
第一人者です。

たくさんの本も
書いておられるし、
TVや雑誌の対談など
多く出演並びに、
掲載されて
おられる方なので
ご存知の人も
多いと思います。



村上和雄先生は
1983年に、
高血圧の黒幕とされる
酵素「レニン」の
遺伝子解読に
世界に
先駆けて
成功された方です。

私も、
大好きな先生で
ほとんどのご著書を
読ませていただいています。

その村上和雄先生の
たくさんの
ご著書の中から
人生の暗号(サンマーク出版)を
一部抜粋させて
頂きたいと思います。

『DNA(デオキシリボ核酸)は、らせん状の二本のテープになっていて、そのテープ上に四つの科学の文字で表される情報が書かれている。この情報が遺伝情報で、ヒトの細胞一個に含まれる遺伝子の基本情報量は約三十億の化学の文字から成り立っています。
(中略)成人になると約六十兆個の細胞がある。その一つ一つの細胞の中の核にいま述べた三十億の情報が格納されているのですが、驚くべきことは、体のどの部分の細胞をとってきても、そこには三十億の情報がきちんと納められているのです。』

六十兆個という
細胞の数にも驚きますが
体中のどの細胞も
すべて同じ量の情報、
それも三十億の
基本情報量を
持っていると
いうのですから
確かにすごいことです。

そして、
それぞれの
一個の細胞の中の
遺伝子は、
目覚めていて
機能する部分と
眠っていて
機能しない部分が
あるのだそうです。

それも、
全遺伝情報のうち、
実際に
働いているのは
5~10%に
過ぎないと言います。

このブログで
潜在意識のことを
書きましたが
よく、似ていると
思いませんか?

フロイトさんの
人間の意識を
海に浮かぶ
氷の山に例えて
次のように
説明した箇所です。

『普段、
私たちが
意識している
顕在意識は
海の上に
顔を出している
部分にしかすぎない。

そして
海中に
沈んでいる部分、
つまり
意識の大部分が
潜在意識
(無意識)によって
構成されている。』
“潜在意識で観る”
(6月19日号参照)

尚且つ、
これが
生命の完璧さ
並びに神秘といいますか、

それら遺伝子の
機能のひとつひとつは
電灯の
スイッチのように、
ONにしたり
OFFにしたりが
できるのです。

例えば
人生を
より良く
生きるためには、
よい遺伝子を
ONにして、
悪い遺伝子を
OFFに
コントロールすれば、
いいのです。

それで、
村上先生は
次のことを
実行すると、
よい遺伝子を
目覚めさせる
可能性を高める!
と、仰っています。

① 思い切って、いまの環境を変えてみる
② 人との出会い、機会との遭遇を大切にする
③ どんな時も明るく前向きに考える
④ 感動する
⑤ 感謝する
⑥ 世のため人のためを考えて生きる

村上先生は
さらに
書籍の中で
こう言っています。

『ここでもう一つ重要なことを述べておくと、遺伝子の構造と原理は、すべての生物に共通していることです。現在、地球上には二百万種以上の生物がいるといわれていますが。あらゆる生物が同じ起源をもつということは驚異的なことではないでしょうか。問題はいったいこの遺伝子という生命の設計図がどうしてできたかです。人間自身がこしらえたものでないことははっきりしている。では自然にできあがったのでしょうか。しかし材料がいくらあっても、ほうっておいて自動的に生命ができたとは思いにくい。ここはどうしても、人間を超えた何か大きな存在を意識せざるをえなくなってきます。私はこの人間を超えた大きな存在とはたらきのことを、ここ十数年来「サムシング・グレート」(偉大なる何者か)と呼んできました。(中略)そのような存在を想定しないと、超微小の空間で、見事にはたらく遺伝子の世界の仕組みをなかなか受け入れにくいのです。』

村上先生のように
世界的に
認められている方が
偉大なる何者か
サムシング・グレートの
存在を世に伝える意義は
相当なものであると
思います。

世界的にそうですが、
あらゆる学者と
名のつく方たち
科学者
化学者
物理学者や
○○学者の世界で、
神の存在を
語ることは
タブーになっています。

過去に
たくさんの方が、
神を
或いは
神に関する考えを
発表したために
学会を追放されたり、
出世を、
妨げられているのです。

何かが、
間違っています。
その傾向をこそ
変えなければなりません。

しかし、
最近では
シカゴ大学の
マーゴリン博士や
同じく
シカゴ大学の
「死ぬ瞬間」の著書で有名な
キューブラー・ロス女史
マイアミ大学の
ワイス博士などの
偏見へのチャレンジもあり、

日本でも
村上先生を始め
福島大学の
飯田史彦先生等の
努力もあり

IDという理論も
少しずつですが、
認知されるように
なってきました。

IDとは、
インテリジェント・デザイン
(Intelligent Design)
の略で、
宇宙自然界に
起こっていることは
機械的
非人称的な
自然的要因だけでは
すべての
説明はできない。

そこには
「デザイン」
すなわち構想、
意図、
意志、
目的といったものが
働いている。

知性ある
何かによって
生命や宇宙の
精妙なシステムが
設計されていることを
科学として
認めようという理論です。

それを認めないと
科学や物理学や
その他の学問も
これ以上の
進展はしないでしょう。
不毛です。

私たちには
こんな偉大な遺伝子が
埋め込まれているのです。

それを
生かすも殺すも
自分次第です。

お釈迦さまや
イエスさまや
村上和雄先生が
いろいろと表現を変え
神と私たち
宇宙と私たちについて
語ってくれています。

しかしながら、
真理を指し示して
頂いたとしても、
それを信じて
思い出すのは
私たちひとりひとりに
かかっています。

今日は
土曜日です。
休日の方も
多いと思います。

環境を変えて、
どこかに
出掛けるのも
いいのでは
ないでしょうか?

そして、
今日一日、
機会との遭遇を大切に
人との出会いを
愛おしく
感じてみましょう。

明るく前向きに考え、
あらゆる
今日の出来事に
感動しましょう。

そして、
出会った人々や
一切のものに
感謝してみましょう。

何か
小さなことでいいのです。
世のために
人のためになることを
考えて実行してみましょう。

“今日は残りの人生の最初の日”

あなたの
よい情報の
遺伝子のスイッチが
ONになりました。
今日も一日
わくわく、いきいきで
頑張りましょう。

ありがとうございます。

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