2011年7月28日木曜日
“人間の構成要素の基礎知識”
今日もシュタイナーさんを
共有してください。
シュタイナーさんは
ゲーテさんの研究家として
有名になりました。
その後、
ブラヴァツキー夫人の
「神智学」に加わります。
しかし、
シュタイナーさんは
少年の時から
自然科学や哲学を
勉強していて、
神秘主義的な部分を
もっと科学的に
解明したいと
考えるようになりました。
そこで、
精神世界を
科学することを
目的として、
精神科学「人智学」を
学問として
確立していきました。
シュタイナーさんは、
人間を
物質体
エーテル体(生命体)
アストラル体(想念体)
自我(個我)の
四つに分類しています。
日本の心霊科学などでも、
人間を
肉体
幽体
霊体
真体(本体)と
四つに分類します。
私たちの
身体というのは
物質体に
エーテル体
いわゆる生命が
入ることにより
構成されています。
アストラル体は
感受・情動・思念の
フィールドで
自我は
わたしという意識です。
シュタイナーさんは
人間を
身体
心魂
精神の
三つに
分類することもあります。
身体は
四つの分類で
先ほど書いたように
物質体と
エーテル体のことであり、
心魂は
感情的・主観的
精神は
思索的・客観的なものです。
いわゆる
アストラル体のことであり、
自我については
心魂の中で活動しながら、
広大な精神の領域(神性)に
触れている。
と言っています。
私が
このブログで
書いているところの
「私たちの内には
無限で永遠の存在
究極の愛と光の存在が
宿っています。」
に通じています。
シュタイナーさんは
さらに
物質界
心魂界(欲界)
精神界(神界)の
三つの世界を
分析しています。
仏教では
欲界
色界(しきかい)
無色界(むしきかい)
と分類し、
欲界は
物質界と
心魂界を含んでいます。
色界は
精神界の下位領域
無色界は
精神界の上位領域を
指しています。
肉体の死を迎え
生命体が
物質界から離れます。
その後
数日間で
自らの人生のすべてを
まるで、
走馬灯のように
映画を見るが如く
見ると言います。
数日間というのは
物質界における
時間的観念で
自分が
起きていられる日数で
3~4日間だそうです。
そして
心魂界に入って
さらに
道徳的・道義的観点から
自らの一生を
内面的に
辿っていきます。
自らの過ちを点検し
反省しながら、
徐々に
浄化していきます。
この期間を
シュタイナーさんは
人間が一生の内で
眠っている時間と
同じとして、
人間の寿命の
三分の一くらいと
言っています。
心魂界で
自らが為した行為を
された相手の立場で
追体験をします。
その償いによる修整を
するために「運命」を
背負い地上に再び
生まれてくる
準備をします。
そこで、
精神界に入って
高次の方たちから
薫陶を受けたり
活動を通して
学んでいきます。
やがて、
準備が整い
新しい地上生活を
体験するために
再び降りてくるのです。
人間は原則として
2160年間に
二回の輪廻をすると
言っています。
2160年間というのは、
春分点が
黄道十二宮の一つを
通過するのに
かかる期間だそうです。
しかし、
これは原則であり
必ずしも
そうとは限りません。
人生の
自分だけの
問題集や設計図は
この精神界で
綿密に練られ
書かれるのでしょう。
次の生の課題を決めて
その課題を
克服するために
最もふさわしい
国や環境
両親さえも選択し
創られていきます。
その観点に立った時
今、起っている
苦難・困難と
感じているものは、
自らが
自らに課した
修整のための
機会であるのです。
二度と同じことは
繰り返したくないでしょう。
シュタイナーさんの言う
心魂界で
見る映画は
自分が主人公の
感動のシーンが
いっぱい詰まった
名画にしたくは
ありませんか?
『今日は残りの人生の最初の日』
今からでも
遅くはありません。
今日の今の瞬間から
生きている
確かな実感の今、
この時を感動の時に
すればいいのです。
過去の
終わったことは
取り消すことは
出来ません。
そんなことに
捕らえられては
いけません。
今日を
歓喜の一日として
上書きを
していくのです。
あの世で
浄化するよりも
この現象界で
浄化することに
意味があるのです。
また、
再び同じ問題を
解かなくてもいいように・・・。
ありがとうございます。
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