2011年5月25日水曜日

現象に囚われるな

私たちを
取り巻く
現象は

3・11の
あの大震災を境に
風景や価値観が一変しました。

日本人の多くが
初めて体験をした
大きな出来事でした。

地震において
たくさんのかけがえのない
生命が喪われました。
道路や建物や
あらゆる物質的なものが
烈しく破壊されました。

津波によって
それは、さらに
跡形も無く
葬り去られました。

原発の心臓も抉られ
原発の血液ともいうべき
プルトニウムも流れ
空気や土壌や海流に
不規則に
飛翔し浸透し流れ込んでいます。

まるで
小さな
悪い芽を
放置していたばかりに
気がついたときには
取り返しのつかない
闇の中に在る
悪魔のように

混沌
苦痛
疑惑
怒り
絶望の淵に
喘いでいます。

このままでは
本当に
沈没して
しまうかもしれません。


しかし、しかし、しかし
宇宙の真実は
闇の中に在るすべては

私たちの心が
光を
歪めている時の
反映としているに
過ぎないのです。

実相であるところの
無限の中においては
永遠に翳ることのない
光輝く存在なのです。


与えても与えても
決して
失うことのない
愛の如くの存在なのです。

現象の中で
何度も何度も
痛めつけられ
踏みにじられても
ギブアップしない
完璧な魂が実体なのです。

実は
今生において
初めて体験した
出来事だと
思っているでしょうか?

私たちの魂は
数え切れない
輪廻の中で
この現象の世界で
見聞きした
あらゆる出来事は
体験しているのです。

自らの
心の内奥にあるところの
意識には
それらの経験が
私たちが
引き出そうとさえすれば
いつでも
ウォーミングアップして
待ってくれているのです。

私たちの本質は
光や愛
無限や善
安全や美
融和や希望    
勇気や歓喜の
性質を持つ    
大いなる存在であり

すべての否定的な
経験というものは
その光と愛を
新たに賛美するための
役割を持っているに
過ぎないのです。

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