2011年7月9日土曜日
『なかいま』
神道(しんとう)の
教えの中の
中軸を為す考えに
『なかいま』(中今)と
いうのがあります。
中心の中に
今という字をあてます。
時間の
永遠の流れのうちに
中心点として
確かに存在している今の
ことを言っています。
一般的に言う
時間的な
現在というのではなく
今、
私たちが、
生きている
ということは、
心に、
内在している神と
共に在るということであり、
神と共に
今を生きるということは、
この瞬間、瞬間を
神を意識して
大切に生きるということだ。
例え、
小さなことであっても
大きな愛で、
しっかりと誠実に
やり抜くことだ。
過去とか
未来は
言葉だけの問題で
常に、
今しかないのだ。
今の
自分の生き方が
生きとし
生けるものすべてに
そして、
宇宙に影響を与えているのだ。
それが『なかいま』という
教えの意味です。
私たちは
この今という瞬間に、
望んでいない
経験をすることも
数多く、あると思います。
しかし、
常に、
どんな時も
私たちの
遺伝子と
繋がっている神が
内在しています。
どんな事が
目の前に
現れたとしても
怖れることは
何一つないのです。
それは
永遠性の中での
必要な経験なのです。
『なかいま』の
精神性で
今を真剣に誠実に
生き切ればいいのです。
私たちは
生きているのではなく
生かされているのです。
何があろうと、
どんなことが
起ころうとも、
生かされている
現状への感謝の気持ちを
現すことです。
このことが、
『なかいま』
神代を継承している今
内在する神が
私たちを通して
働き給うのです。
“今日は残りの人生の最初の日”
今という、
この確かな瞬間をこそ
最も、
大切にして
生きていこうと思います。
ありがとうございます。
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