2011年7月22日金曜日

「友人からのメール③」


以前、ブログで書きました。
中国の深センに
設計事務所を構える友人が
7月15日~19日まで
日本に戻っていました。

今回は
友人も忙しく
また、私の事情もあり、
あまり、お話しする
時間は取れませんでしたが、
それでも、
16日に恒例の場所で
恒例の仲間たち
(ほとんどが高齢)との
飲み会があり、
一時間半ほど
会うことができました。

以前のブログにも
彼の人となりは
一部書きましたが、
「友人からの学び」
(6月10日号ブログ参照)
「友人からのメール②」
(6月12日号ブログ参照)

彼と会うと
どんな
シチューエーションで
あっても
例え、そこに、
初対面の人がいても、

また、それぞれが、
思い思いのことを
語り合っていたとしても、

全体が
その場と仲間に同期し
和み、溶け込んでいく、
不思議な雰囲気を
引き出すのです。

彼を中心として
彼の関係性の中で
集まってる人たちです。
それぞれが、
深く知らなくても
また、彼が日本を離れて
その人たちと会わなくても、
また、集まったとき
前回、会ったときの
話の続きを
そのまま
続けられるような雰囲気
そこには、
時間も空間も
関係ありません。

19日には、
香港にビジネスがあり、
日本を離れるというので、
新宿駅で会い
羽田空港に向かう
タクシーの車中で、
話をして、
羽田空港に着いてから
出発までの
1時間ほど、
話をすることができました。
いつもそうですが、
楽しい充実した時間を
共有できる人です。

彼から、
20日にメールが届きました。
『昨日は羽田空港まで来ていただきありがとうございました。
沢山話しが出来ました。
また、毎日ブログが来ますから大変力が出ます。
兄貴(私のことを彼はそう言います)が
現れたことは感謝の言葉も有りません。
羽田で帰るうしろ姿に暖かい温もりを感じ
いつまでも自分の中に有りました。
生きると言うことは楽しいです。
この出会いは、生涯の中で奇跡の様な出会いです。
力を合わせてひかりが見える仲間をつくりましょう!』

私からは、
依頼されている件の返事と共に
『こちらこそ、ありがとうございます。
そちらでも、
忙しい日々を送られることでしょう。
ひとりでも多くの人が、真理を発見できるように
微力ながら、発信していきます。』と返事をしました。

再度メールが送られてきました。

『(アーカメロディ)兄
昨日から香港にいました。
110階のホテルの部屋で天界に近く雲の流れが目の前です
できたばかりのホテル、素晴らしく美しいのに、
自分には形が痛い、うまく表現できませんが、
優しい居心地がほしい人には、痛いのです。
たくさんの人の努力によりできたのでしょうが
インドの死の館の居心地にかないません。
本当の美しさが見えるよう、
天界が我の体にあることを知るために、
今いるところが天国だと知ることができるように、
生きるすべてにおいてあらゆる変化をする現実の今の時間、
今日のこの時間、また明日もきらきらウキウキする初恋の時間です。
(アーカメロディ)兄、
この真理というべきもの、皆に伝えたいが、
これは己で見つけるものです。
しかしこの秘法のありかの地図はかけます、
うまく言えません。
そうだ、そもそも言葉で伝えるものではありません。
言葉を超える音が出せたら、超える色が出せたら、思いは尽きません。
皆がもっているものを思い出せないなんて、
今日もご苦労様。』

彼の言う通りです。
真理をことばでは
伝えることはできません。
彼が言うように
『秘法のありかの地図』を
書くことはできます。
しかし、
その秘法を見つけるのは
自分自身なのです。

お釈迦さまも
仰っています。
『私は、
あの月を
あなた方に
指し示すことはできるが、
月を見るか見ないかは、
あなた方の
自由意志に任されている。』

また、
お釈迦さまは
こうも言いました。
『仏法とはまこと
不思議・不可思議である。』
『本当の真実、
真理といわれるものは、
私たちの
思いが及ばない、
言葉で表すことが出来ない。』
と言う意味です。
まさしく、
真理の持つ性質をよく
現わした教えと思います。

10数年前
私の友人は
インドのコルカタ(カルカッタ)にある
マザー・テレサさんの
「死の館」に行きます。
※ヒンズー語では(ニルマル・ヒルダイ)
「清いこころの家」と言います。

その内容については
「友人からのメール②」
(6月12日号ブログ)の、
中で紹介した。
彼からのメールに
詳しく書いてありますので
是非、戻って読んでください。

(By.Photo.H.Sugaya)

少し、紹介します。
『人力車で尋ねた道端に
テレサ様の教会の
女性が3人歩きます、
その姿は
世界一の輝きを
放出しておりました。

私のようなものには、
見つめることすらできません。

何も期待せず
信じた行いをするものの
神々しい姿は、
何よりも美しいものです

すべてを捧げきる、
そのことへの
こだわりさえない姿は、
この人々の自覚は
どうして
作られるのでしょう。

縁あるものは
兄弟であります。
あなたの苦しみは
私の苦しみです。

心が同期したとき、
その方は
私を心の支えとしてくれます。

その方は
私の杖となり
私を見守ります。
それが私たちの、
もう作られている道であります。』

と、書いてあります。
当時の彼は、
その
「死の館」に
秘宝をみつけに
いったのかも知れません。

そして、
マザー・テレサさんの
教会の3人の女性と
出会います。
その方たちは
そこに佇むだけで、
神々しさを
醸し出していました。
世界一の輝きと
表しています。

そこに
真理を見たのだと感じます。

それが、
今回頂いたメールに
繋がっていきます。

香港の新しく出来た高級ホテル
その110階の部屋で
「形が痛い」と
居心地の感覚を表現しながら、
『インドの死の館の居心地にかないません。
本当の美しさが見えるよう、
天界が我の体にあることを知るために、
今いるところが天国だと
知ることができるように』と、
そして、
『皆がもっているものを思い出せないなんて』
となるのです。

私たちは、
誰の例外もなく
光り輝く神性を
持っています。
それを
思い出すだけなのです。

それが、
「汝自身を知れ、
そうすれば神を知ることになる」という
イエスさまの言葉にも通じます。

汝自身が
永遠の中で、
光り輝く存在なのである。
と仰っています。

真理とは
既に、
私たちひとりひとりに
在るところの
神我を発見し、
今、この瞬間に
その神性を顕すことに
他ないのです。

それが、彼曰く
『生きるすべてにおいて
あらゆる変化をする現実の今の時間、
今日のこの時間、
また明日も
きらきらウキウキする初恋の時間です。』
という心の状態を
創っていくのです。

ありがとうございました、

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