2011年7月31日日曜日

“動物たちからの学び②”


私がブログを
書いているとき、
わが家の猫が
机の上に1匹
ひざの上に1匹
いつもいてくれるのです。

私は
いつも幸せだなと
思います。
毎日、
朝のこの時間から
猫たちから
深い愛情を
与えてもらって
一日を始めることが
できます。

今日一日
例え何が起ころうとも
乗り切れるという
自信が漲る
瞬間でもあります。

神の計らいと
猫たちに
感謝の念が
湧いてきます。
ありがとう。

そんな時
以前、私が書いた
ブログ
“動物たちからの学び”
7月25日号参照
を読んでくれて
また、このブログでも
何回も紹介している
中国にいる友人からの
“友人からの学び”
6月10日号参照
友人からのメール②
“友人からのメール”
(7月22日号参照)
メールを思い出しました。
そのメールを
抜粋させていただきます。

『アーカメロディ兄
思い出せば1998だと思います。
○○の親会社が資金を焦げ付かせて、
自分の事務所も
日本のメンバーに給料が出せず、
毎日苦しい思いをしていました。

できるだけ家にいたくないので、
ハリーという「うちの犬」との晩の散歩、
公園でベンチにいると
ハリーの波動が自分の心の震えを受け止めます。
この時を境に、
人より高いところにある
動物の波動を知ることになりました。

家人とは別居することになりました。
月100万の生活費を維持していくために、
会社を立て直すため、
会社に寝起きして負債を返しましたが、
生活費その他を支払うと
手元に1万円しか残らず
ハリーと笑いながら暮らしました。

その時の暮らしがいまも楽しく胸に焼き付いています。
13歳になる秋のころもう歩こうとしないハリー、
新聞を敷いた会社の部屋の
自分が寝起きしていたところにハリーを寝かせ、
昼食に出る短い時間に息を引き取りました。

この時から、自分は動物を飼うことはできなくなりました。

このハリーを荼毘に付したとき窯から骨を取るとき、
作業の方が「ご主人これは犬ではありません。
頭蓋骨に仏の跡が点のようにあります。」と言いました。
自分もはじめて見ました。
このため、動物霊を祭るこの寺に納骨
1年後に半分は台湾の海に
半分を東京の多摩川にまきました。

ハリーは、今別れて生活をする、
○○、○○の母と子供を介して経済的にも温かく見守ります。
その時確かにハリーは自分を見つめ守りました。
家族の幸せな時間を見つめてくれたハリーに感謝しています。

2000年より道学の先生から
その生きることの秘密を伝授され今に至ります。
このもろもろの問題、
精神的苦しみは美しい思い出と色を変えて現在、
そして、未来に反映しています。

アーカメロディ兄の動物への思い出、
今の思いを大切に、時代に負けそうな仲間に伝えてください。
ありがたく今日も見せていただいています。  
アーカメロディ兄へ   ○○』


私がいつも紹介している
私の友人は
中国の深センに
大きな店舗設計事務所を
構えています。

経済的にも成功され
真理の道も体現されて
いる人です。

頭の回転もよく
明るくて
太陽のような人です。
彼の回りにいると
幸せな気持ちが
湧き上がってきます。

そんな彼にも
今までの人生の中で
あらゆる苦難・困難な
時期があったのです。
いや、寧ろ
それらの、
自分の問題集と
真摯と向き合い
立派に乗り切ったからこそ
醸成される
ほんものの人間が持つ
オーラなのだと思います。

一緒に乗越え
彼の悲しみ、
苦しみを全身に吸収し、
共に存在してくれた
仏の化身
愛犬「ハリー」
「ハリー」は今も
彼の中に
生き続けているのです。

ここで、
いつも紹介させて頂く
「こころのチキンスープ」の
中の“動物たちの贈り物”より、
大好きな子犬の話を
共有してください。


『エリック・シールはやせ細った子犬を見て、
だいたい生後5週間くらいではないかと検討をつけた。
その小さな雑種の雌犬は昨夜のうちに
シール家の門の前に捨てられていたのだ。

「聞かれる前に言っておくけど」と彼は妻のジェフリーに言った。
「答えは絶対ノーだ!うちでは飼わないぞ。
2匹目はいらない。
それに、もしもう1匹飼うとしても、純粋種じゃなくちゃだめだ!」

夫の言うことなど聞こえなかったかのように、
妻はやさしい声で聞いた。
「何ていう種類だと思う?」

エリックは頭を振った。
「そうだな・・・。この色や模様からすると、
ジャーマンシェパードの血が入っているんじゃないかな。
耳もちょっと折れているし」

「この子を追い払うなんてできないわ」
と、ジェフリーはすがるように言った。
「私、餌をやって体をきれいにしてあげる。
それからもらい手を探しましょう。」

子犬は2人の間に立って、
自分の運命が決まりつつあるのを感じ取っているようだった。
ためらいがちに尻尾を振って、2人の顔を交互に眺めた。

その艶のない毛並からはあばら骨が透けて見えていたが、
眼は生き生きと輝いていることにエリックは気づいた。
ついに、彼は肩をすくめて言った。
「君がどうしてもって言うなら、勝手にすればいい。
でも、はっきり言っておくが、
おれはハインツ57(いろいろな材料が調合されたステーキソース)
みたいな雑種はお断りだからね。」

門から家まで戻る間、
子犬はジェフリーの腕の中で気持ち良さそうにくつろいでいた。

「それに」
とエリックが付け加えた。
「2~3日はテックスと同じ囲いに入れるのはよそう。
テックスに病気でも移されたら困るから。
それでなくても、テックスはいろいろ大変なんだ。」

6歳のテックスはシール家で
子犬の時から飼われていたが、
オーストラリア産の牧畜犬としては、
珍しく気立てが良かった。
だから、犬小屋にはすでに黄色い猫が
住み着いていたにもかかわらず、
夫妻にハインツと名づけられた新しい子犬が来ると、
彼はこの子犬のためにまたしても喜んで場所をあけた。

ハインツが現れる少し前に、
シール夫妻はテックスの目が悪くなっていることに
気づいたばかりだった。
白内障だが手術をすればよくなるかもしれないと、
かかりつけの獣医は言った。
だが、専門医に連れて行くと、
大学の獣医科研究室で検査を受けるよう勧められた。
その結果、テックスはすでに視力を失っていることがわかった。
たとえもっと早く病院に連れて行ったとしても、
視力の低下を止めることも遅らせることも不可能だっただろうという。

そういえばこの2~3ヶ月、
テックスの様子は確かに変だった。
門が開いているのに気づかなかったり、
フェンスの金網に鼻面をぶつけたり・・・・・・。
家へ出入りするのに必ず砂利の小路を通っていたわけも納得できた。
砂利道からそれると、
ふらつきながらもう一度そこまで戻るのも、
目が見えなかったからなのだ。

夫妻がテックスの目のことで心を痛めているのをよそに、
ハインツは丸々と太り、元気にはね回るようになった。
その濃茶と黒の毛皮は健康そのものにつやつやしてきた。

しだいに、彼のもう一方の親が
大型犬であることもはっきりしてきた。
犬小屋に居候させてもらうのがきつくなってきたのだ。
ある週末、シール夫妻はその横に新しい犬小屋を作った。

やがて、ハインツがテックスを押したり
引っ張ったりしていたのには、
ちゃんとした理由があったことがわかってきた。

ただじゃれついているだけに見える動作には、
ひとつひとつ意味があった。
ハインツは、テックスの「盲導犬」になっていたのである。
毎晩、犬小屋に引き上げる時間になると、
ハインツはテックスの鼻先をそっと口にくわえて彼を犬小屋に導いた。
朝は、彼を起き上がらせ、小屋の外へ出した。
門のそばまで来ると、ハインツは肩を使ってテックスを先に通した。
囲いの中をフェンスに沿って走り回るときは、
ハインツがテックスと金網のあいだに入った。

ジェフリーは語る。
「お天気のいい日に、
テックスは車寄せのアスファルトの上で寝そべっているでしょう?
車が入ってくると、ハインツがあの子を鼻で突付いて起こして、
安全なところへ連れていくのよ」

「馬が走ってきたとき、
ハインツがテックスを脇に押しているのも何回も見たわ。
それに、最初はどうして2匹が並んで
牧場を思い切り走れるのかわからなかったけど、
この前、私が馬で出かけたとき、
あの2匹がついてきたんでわかったの。
ハインツが声を出していたのよ。-----
あの子はテックスがぴったりくっついてこられるように、
低い声でずっと誘導していたのね」

シール夫妻は畏敬の念を抱いた。
その若い犬は、誰からも教えられていないのに、
どんな場面においても自分なりに工夫して
相棒を守り導いていたのである。
ハインツはテックスに、
自分の目だけではなく、その心も分け与えていたのだ。』


如何でしたでしょうか?

私の友人のメールにも
こう書いてありました。

『ハリーの波動が自分の心の震えを受け止めます。
この時を境に、
人より高いところにある
動物の波動を知ることになりました。』

私の友人の愛犬
「ハリー」も
この「ハインツ」も
神の化身です。

私たちと同じ
神が宿っています。

「ハリー」も
「ハインツ」も
私たち人間のように
あれこれ頭脳で
捏ね繰り回しません。
素直に神性を顕現します。
本源の波動を
惜しみなく与えてくれます。
それは無条件の愛なのです。

「ハリー」も
「ハインツ」も
神の愛そのものです。

愛に条件はありません。
見返りを求めない
与えっ放しの愛なのです。

『今日は残りの人生の最初の日』

今日も、可愛い動物たちから
愛の本質を学ぶことが
できました。

共有して
ありがとうございました。

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