2011年8月19日金曜日

“シンクロニシティ”

今日は
このブログで
何回も紹介している
中国の深センで
設計事務所を
経営している
日本人の
友人からの
メールを紹介します。
友人からの学び
6月10日号参照)

『アーカメロディ兄へ
昨日は陸の移動で1800キロの出張、
湖南省へ行きました。
今日は久しぶりにお世話になった、
黄さんに会いました、
自分が深センにくるようになった、
最初のお客さまです、
彼からいい話し聞きました。
彼の会社がいよいよ駄目になろうとした時
公園のベンチで一人、
置いてあった新聞に目をおいて、
ただ見ているふりをして下を見ると、
5才ぐらいの子どもが、
「叔父さん!どうしたの?辛い事が有るの?」
と言います。
どぎまぎしていると、
「寝て起きればなおるよ!」と言われ、
そうだ!
こんな簡単な事も忘れている自分に気づき、
うれしくて、なみだがとまらない、
沢山の思いをかさね、
身動きのできない自分に気がつき、
新たな道に踏み出すことができた
という原因の話しです。
自分はこの人大好きです。 ○○』

私からの返信です。

『○○さん
いつもありがとうございます。

日本では
1800キロの陸路での移動は
考えが及ばないですね。
本当に○○さんはタフですね!
私はよく夢で宇宙に飛びますが(笑)

上帝はいろいろな機会を
与えてくださいます。
どんな名監督でも
演出することのできない、
素敵な出会いを、
偶然を装って、
感じる魂に響きます。
いい話です。
ありがとうございます。』

人はいるべくして
そこにいて、
会うべくして
その人に会い、
起こるべくして
物事が起こります。

本屋さんに行って
何万冊もある中から
その本を手に取り
購入して読む
自分が
求めていたことが
書かれていた。
よくある出来事です。

何年かぶりに
思い出した友人が
尋ねてきたり
電話があったりします。
頻繁に起こります。

人はそれを
偶然の一致と
言います。

しかし、
偶然はありません。
すべて必然として
起こっています。

紹介した友人の
メールのように
黄さんが
会社の経営が
思わしくなく
二進も三進も
身動きが取れない時に
偶然を装い
訪れる必然の出来事。

神は
5歳の男の子を
神の使いとして
黄さんの
目の前に現します。

黄さんに
感じる心があるから
感性で受け止めます。

うれしくて、
うれしくて、
溢れてくる涙の気づき、

そして
囚われている心から
解放され
新たな出発を
していきます。

新しい
黄さんに
祝福を送りたいと
思います。

カール・ユングさんは
この
「意味のある偶然」のことを
「シンクロニシティ」と
呼びました。
「共時性原理」と
翻訳されています。

ユングさんは
「全ては繋がっていて
連動している」と
言います。

通常活動していない
意識の潜在意識下で
私たち人間だけでなく、
生きとし生けるもの
すべてを繋げている。
そして互いに
影響を与えあい、
連動して動くという
仮説を立てました。

そうです。
私たちは
内面に
問いを発している時
宇宙のすべてと
繋がっています。

ユングさんの
言うところの
シンクロニシティが
起こります。

ただ、
私たちは
表面意識で
外を見る限り
それが、
シンクロニシティとは
気づきません。

内面を
見つめることです。
見つめ続けることです。

そうすると、
あらゆる出来事が
意味のある
偶然であり
シンクロニシティである
ことに気づくように
なります。

私たちの
周囲は
シンクロニシティに
溢れています。
常に
私たち自身が
発信機であり
受信機なのです。
そして
すべての
生きとし生けるものと
繋がり
連動しています。

それが
根源なる神の
私たちへの
粋な計らいなのです。

『今日は残りの人生の最初の日』

さあ、
今日も多くの
シンクロニシティが
起こっています。
今日一日
感性を持って
会う人や
出来事を
見つめてみましょう。

ありがとうございます。

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